長くブログを書かないまま何ヶ月もたち
その間にRYT200がはじまって終わり
ケンハラクマ先生の来海
陰ヨガTTアシスタント
わたしの札幌WS、東京クラス
プライベートでは大切なひとの他界
お友達の本帰国
あるキッカケで友達が友達でなくなったり
めぐる来る季節とともに
たくさんの出来事が猛スピードで過ぎて
傷ついたり悲しんだり
けれど、ゆっくりとその気持ちを受け入れたり
感じたりする時間もなく、気づくと9月だった…
基本的にノンビリと過ごすことが好きで
とても怠惰な性格なので、笑
物事がものすごい勢いで進んだり変化することに
ときどき気持ちがついていかず苦しくなる
大好きなヨガに携わり生活ができること
本当に恵まれていると感謝するけれど、
いったんバランスが崩れると逆にツラい
お友達の住むストックホルムに行くと決めたのは春
珍しく早くに予定をたてて
フライトも予約して仕事の段取りも全て終えたのに
直前で行けなくなるハプニングが幾つも起こり
全部覆ったので、心挫けて諦めそうになった
直前にフライトを数日ズラして、行くと決めたけど
最悪なことにハプニングは前夜にまで起こり
一睡もしないまま、翌日早朝の機内に乗りこんだ
で、スウェーデンに着いたら
パスポートコントロールで
機内にパスポートを忘れたことに気づき
近くにいたキャビンクルーに声をかけて
取りに行ってもらう大失態をおかす
初めてのスウェーデン
先が思いやられると落ち込んだ
ストックホルムでは
お友達ダンの所有するアパートメントに滞在し
結婚でストックホルムに本帰国したお友達
上海で一緒にヨガを練習していた
ラエ、エミール夫妻にも再会
想像以上にお互い、うれしかったな
この旅のハイライトは
ストックホルムのスタジオで毎日早朝マイソールの練習をしたこと
偶然見つけたDavidのマイソール
エミール夫妻に紹介してもらって
もちろんいくよね、じゃあ行くか、みたいな感じでw
ヨガ旅の予定でなかったのに
結果的に完全なヨガ旅になったw
毎日一週間 早朝6時半からガッツリ練習
夏のストックホルムの朝は寒かったけれど
自分のためだけの時間に集中した
一週間しかいないと分かっているのに
Davidは初日から気にかけてくれて
少し遅れてスタジオ入りした私に
マットをひく場所を作ってくれたり
途中からスペースが空いたら
一番前に移動するように言われたり
受け入れられている感じが心地よくて
久しぶりに恋に落ちた気持ちになったw
みんな8時前には練習を終えて仕事に行く
静かなシャラは呼吸の音が響き
自分の内側に集中していく
来海当初は上海に自分の居場所がみつからなくて
ただただスタジオに通い毎日練習していた
ストックホルムで毎朝スタジオに通い練習して
上海でReddoor(ヨガスタジオ)でRob(先生)に出会い
ヨガの練習だけのために上海に住みたいと思った
9年前の感覚を思い出した
Davidはマイソールの練習のためだけに
ストックホルムに住みたいとさえ思わせてくれた
素晴らしい先生って
必ずしも凄いポーズが出来たり
技術が優れてるわけではなく
わたし達の可能性を引き出したり
そのまま受け入れてくれることではないかと思う
実は怖くてずっとトライ出来なかった
壁なし7ヘッドスタンドが出来たのは
きっと指導を終えて
隣で練習していたDavidの影響を受けて
わたし強い気持ちを持てたから
けれど私が彼のクラスに恋したのは
出来なかったポーズが出来たからではなくて
どんなひとも受け入れて
変わらず同じ場所にいて教え続けて
生徒に寄り添っている
それがハッキリ感じられたから
Davidだけではなく
何人ものアシスタントの先生や
一緒に練習した話もしなかった人たち
みんなが私を受け入れていた
わたしが全く違和感なく
心地よく練習できたことに感謝しかない
自分の先生が見つからないひとが多いなかで
わたしは大好きな先生にまた出会えて
一緒に練習できて間違いなく幸せだ
泣きたいくらい幸せなこの瞬間を
この先もずっと忘れない
わたしがそうだったように
母国でない場所や海外で暮らすとき
今までの経験や自分の価値観を強く持ちすぎたり
特に女性は結婚や出産で
仕事やライフスタイルが変わったりすると
見えないストレスが多くかかる
だからからか、ひとは承認欲求を満たすために
(誰かに認められたいために)
会社やグループなどの何かに所属したり
肩書きを設けたり
資格を取得したりしようとするけれど
自分で自身を肯定し認めれば
誰かに認めてもらう必要はないのではないかしら
なかなか難しいことだけれど
必要のない資格に時間やお金を費やしたり
付き合いでの集まりに参加することも減り
大切なことに集中して時間をかけることができる
もちろん後から振り返って
必要なかったと思う出来事にも意味があるけれど
わたし上海で長い時間を過ごし
そして旅を終えて分かった気がする
人は皆んな
どんなひともそのままで価値があって
その人が持ってる能力や持ち物で
誰からもその価値をはかられない
ヨガや瞑想をすることで
外に向いている意識を内側に戻し
自分自身がそのままで価値があると
皆んなに気づいて欲しい
上海で暮らす前も
上海で暮らしてヨガを教えはじめた頃も
ホントに寂しく苦しい時期があったので
私は日常のレッスンを続けたいし
わたし自身を肯定するために
ヨガの練習を続けるのだと思う
自分を知るって、そういうこと
じゃないかな
自分が自身の一番の理解者でいたいし
時々一生懸命に疲れて挫けそうになっても
自分の決断を信じて生きていきたい
決断を迷ったり
間違ったりするけれど
わたし不器用だから
そう、一生懸命に生きて
うん、信じるしか出来ないんだな
明日もヨガをしよう