わたしがアシュタンガヨガを続ける理由

新年好!
上海は旧正月をむかえて、とても静かな数日です。
春節もリクエストで元旦からママヨガ&おやこヨガをしたり。
太陽礼拝*108回のイベントを再び開催して、わたしもカウントしながらみんなとやりきったり(意外に平気でした)。
休み中にも関わらず多くの方にご参加頂きまして感謝です。
ほぼ毎日レッスンを行いながら、ノンビリと過ごしています。

 

さてさて表題についてはアシュタンガヨガを練習していないヨガのお友達の先生からいただいた疑問?質問?教えて欲しいってー
改めて聞かれると何だか難しいというか。
ちゃんとお答えしなきゃと思って、もうずーっと考え続けた訳です。

 

アシュタンガヨガをはじめたキッカケは本当に身近なお友達のヨガの先生ひろみさんがアシュタンガヨガの練習をしていて勧められて。
ひろみさんと一緒に練習をするようになってから、来週情熱大陸に出演される更科有哉先生をひろみさんが紹介してくれたのでWSに参加したりして。
少しずつアシュタンガヨガが私にとって近くなったころ、ひろみさんがアシュタンガヨガにハマり過ぎてインドから戻ってこなくなった、笑。
今もインドにいます、笑笑

 

それまでに上海と日本を行ったりきたりを繰り返していた私は、2010年後半か2011年頃に今も通っているReddoorというヨガスタジオをお友達に紹介してもらいオーナー兼ティーチャーRobに出会う。
最初に試しで受けたアシュタンガビギナーが全然ビギナーじゃないし、笑。
今まで練習していた感じよりも力強く、通えば通うほど身体が変化するのが面白くて、上海いる時は毎日通って半年くらい経ったある日。
年間カードがプロモーション価格になり即購入。
わたしもちょうど上海のヨガスタジオでヨガを教える話しがあって、日本での仕事を辞めて上海に完全にやってきた。

 

その頃のReddoorは早朝だけマイソールスタイルで、それ以外はアシュタンガヨガ以外もハタヨガやフローとかいっぱい選択肢があって。
わたしもアシュタンギーニってほどでもなく、ただただRobっていう先生が好きで練習にいっていた感じ。
欧米人の脚の悪いおじちゃんと太ったおばちゃん夫婦がいつも同じ時間の同じクラスにいたりして、言葉の出来ない私でも今では考えられないくらいほわっとするアットホームな雰囲気だったな。

歳月と共に変化してハタヨガがなくなってマイソールクラスが昼間や夕方の時間にも増えて。アシュタンガヨガを練習するしか選択肢がなくなりプライマリーシリーズを本格的に練習し出したんですね。
それが始まり。

 

アシュタンガの練習は最初はかなり辛かったですね。今も同じくツライけど、笑。
ドロップバックで立ちくらみを起こして倒れたこともあるし、苦手で不得意なポーズは吐き気と恐怖に襲われながら練習していた時期もあります。
なんでそんなに苦しいのにアシュタンガヨガを続けたのか。

 

それは自分のペースで練習できるから。
ルーティンが決まっていて苦しいこともスキップ出来ないんだけれど、周りのみんなも苦しいのに向き合って頑張っているから。
そして練習していると苦しいことが不思議と苦しくなくなってくる、
だけどまた違う苦しいことがでてくる、笑。
同じことを繰り返すルーティンが性格的に向いているから。
呼吸と動きが一体になる感覚でナチュラルハイになるから。
そして、やっぱりRobが先生が好きだから。
最後はそれに尽きると思います。

ポーズが出来ても出来なくても、
ただただ同じ場所にたち、
同じことを練習する。

 

何も求めないでただただ繰り返す。
繰り返す中で色々と感じたり考えたり、
自分のことを振り返ったりする時間。
呼吸が深くなっていく感覚とか、
言葉で説明出来ないことが沢山ありすぎて、
試してもらうしかない

 

そこそこ簡単に手に入って、そこそこ楽しくて、そこそこ幸せで、それなりに満足できるような平坦な人生を続けていくこともできるけれど。
多分わたしは、あちこちにぶつかって痛い思いやツライ思いをしながらも、「やりきった!」と思える日々を重ねていきたいと潜在的に求めているんだと思う。

 

だから手に入りそうで入らなくても何度でも挑戦しようとするし、実際に手にいれることが目的だけれど。
本当の目的はそこに挑み続けることであって、人生でもそれを経験するためにアシュタンガヨガをしているんだろうなーと思います。
挑み続けるためにゴールのないアシュタンガヨガを続けているのかな。
今はそんな風に思います。